音質 ★★★★★
携帯性 ★★★★☆
機能性 ★★★★☆
操作性 ★★★☆☆
音質
そのままでよし、K2HDやXBass+XSpaceを加えてよしの満足度の高い仕上がり。
ややクールだがアナログ感のある厚いサウンド、明瞭かつ温かみがありそれでいて味付けがくどくないといった感じ。音に弾力を感じる。
イヤホンでもヘッドホンでも同じ感覚で駆動でき、どちらでも痩せることも不足することもない。
携帯性
決してよいとは言えないサイズであるが、DAC性能とA級アンプと大出力を考えれば従来二段三段重ねていたものを一つにまとめてコンパクトに携帯できる。再生機器プラスDACAMPという枠のなかで考えれば最上位の携帯性。
機能性
まだすべての入出力の組み合わせを試すことができていないが、今のところ困ることのない内容。
プレイヤーと重ねてポーチに入れることをかんがえるとPOとUSBは同じ方向にある方がありがたいが、持ち運べる据置機という立ち位置なのでこの配置なのだろう。
電源スイッチとなるダイヤルの出が思ったよりあったのでカバンのなかで触れて電源が入りそうで怖い。
操作性
何分昨日が多いのでタッチディスプレイが窮屈で操作性がいいとは言いにくい。分かりやすくはある。
プレイヤーとUSB接続時に音量を下げるとたまに再生停止する。Nexisアプリを起動するとこの挙動がなくなるので常時再生アプリのバックで起動して使用している。
前述の通り本体画面は状態確認には十分であるが操作には手狭なので、Nexisアプリから操作すると使いやすい。
操作ロック状態でもダイヤルを三つ回すごとに音量が操作できるので使いやすい一方、そもそもダイヤルの動きが軽いのでもう少し硬い操作感のほうが誤操作為難い設計であったか。
その他
発熱はかなりある。再生停止状態だとより発熱するのでマーケティング上の表現ではなく、実際にA級アンプであると思われる。
バッテリーの持ちもいい方ではない。
総評
ポータブルDACAMPに求める条件、
・DAPと重ねられるサイズ
・バッテリー搭載
・細かなディティールを拾える
・攻撃的なサウンドではないが迫力はある
・DACAMOに味付けがイヤホンの特性を喰わない
・高感度IEMでもフロアノイズが感じられない。
を満たす機種として現状一番だと考えている。
以前はQ15+AKPA10という構成であったが、総重量が嵩むこととAKPA10のフロアノイズが気になっていた。iDSD GR2はDAC部AMP部どちらにも満足でき、それでいてコンパクトな環境にできた。
ドングルDACと比すると大柄であり、足がついているなど明らかにポータブル常用するものではないが、片手に収まるなかでできる限りいい音を求めるユーザーにとっては必聴アイテムであると思う。
逆に言えばコストやサイズが気になるユーザーにはお勧めできない。また比較的に分かりやすくなったとは言っても、今だ親切な取説とは言い難く機能も多いのである程度DACを触ってきた人間の流れ着く先のようにも思う。
以上
レビュー環境
UAPP(ローカルファイル&Qobuz)
FIIO M21→(GR2付属USBケーブル)ifi iDSD GR2
Sennheiser IE100pro(AZLA origin),
Sennheiser IE200(AZLA mithryl),
QDC Frontier,
KBEAR SR-8 voyages,
FIIO FT1 PRO
レビューに聴いたアルバム
AM /…