音楽サブスクや動画配信サービスの普及、テレワークの定着を背景に、より高音質な環境で音楽や映像を楽しみたい方が増えています。
スマートフォンやPCの内蔵スピーカーだけでは、音の広がりや低音の迫力に物足りなさを感じる場面も少なくないでしょう。
一方で、Bluetooth・PC用・テレビ用・スマートスピーカーと種類は幅広く、どのタイプを選べばよいか迷ってしまう方も多いはず。
本記事では、わかりやすく整理してご紹介します。
・スピーカーの種類ごとの特徴
・選び方の基準
・専門店スタッフが厳選したジャンル別のおすすめモデル
・音質を高める設置のコツ
目次
● この記事の要約
・スピーカーは用途に応じてBluetooth・PC用・テレビ用・スマートスピーカーの4種類から選ぶ
・出力(W数)は6〜8畳の個室なら10〜20W、広いリビングや屋外なら20W以上が目安
・音質重視ならiPhoneはAAC、AndroidはaptXやLDACなど対応コーデックの確認が重要
・Bluetoothスピーカーは防水性能や連続再生時間、テレビ用は接続端子とサラウンド機能で見極める
・ツイーターを耳の高さに合わせ、壁やコーナーから離して置くと本来の音質を引き出しやすい
【種類別】スピーカーの特徴と選別方法は?
スピーカーは用途によって適した形状や接続方法が異なります。
代表的な4つの種類と、それぞれの特徴・適した用途を整理しました。
| 種類 | 特徴と適した用途 | 確認したいポイント |
|---|---|---|
| Bluetoothスピーカー | 配線不要で持ち運べる スマホからの音楽再生におすすめ |
バッテリー持続時間、防水・防塵性能、サイズ |
| PCスピーカー | デスクにおける小型サイズ 近距離でのリスニングにおすすめ |
接続方法、設置スペース、低音の出方 |
| テレビ用スピーカー | サウンドバー型が主流 映画や番組の音声を立体的に再生する |
テレビとの接続端子、横幅、サラウンド機能 |
| スマートスピーカー | 音声アシスタントを搭載 音楽再生と家電操作を兼ねる |
対応サービス、音声アシスタント、家電連携 |
屋内・屋外問わず手軽に使える「Bluetoothスピーカー」
ケーブルを繋ぐ必要がない
→ リビングや寝室、アウトドアなど好きな場所へ持ち運べる
注意点
・連続再生時間・本体サイズ・重量を確認
・キッチンや浴室、キャンプで使うなら、防水・防塵性能を備えたモデル
・低音の迫力を重視する場合は、パッシブラジエーター搭載モデル
こんな方におすすめ!
スマートフォンの音楽を手軽に楽しみたい方向け
デスク環境を高音質化する「PCスピーカー」
左右独立型のモデルは音の広がりを感じやすい
→ 近距離でも聞き取りやすい
USB給電タイプは配線を抑えやすい
→ コンセント周りをすっきりさせたい場合に便利
注意点
・低音を重視するなら、サブウーファー付きの2.1chモデル
・ゲームや動画編集で使用する場合、映像と音声のズレが起きにくい有線モデル
こんな方におすすめ!
パソコンで音楽や動画視聴、ゲームを楽しみたい方向け
映画やゲームの臨場感を高める「テレビ用スピーカー」
テレビ前に置きやすい横長の形状が多い
→ 画面を遮らずに設置できる
注意点
・人の声を聞き取りやすくする機能・低音を補強するサブウーファー付きモデルもある
・テレビの横幅とのバランスやHDMI ARC、光デジタルなど接続端子の対応状況を確認
こんな方におすすめ!
・薄型テレビの音質に物足りなさを感じる方向け
・映画やゲームの臨場感を高めたい方向け
音声操作や家電連携ができる「スマートスピーカー」
「音楽をかけて」「天気を教えて」など、話しかけるだけで操作できる
→ スマートフォンを手に取る手間を抑えられる
対応するスマート家電と連携できる
→照明やエアコン、テレビなどの操作も音声で行える
注意点
・利用中の音楽配信サービスやスマートフォン、家電との相性の確認が求められる
・音質重視なら大型モデルも候補に
こんな方におすすめ!
・音楽再生に加えて生活の利便性を高めたい方向け
スピーカーを選ぶ際に注目したいポイント
スピーカーの種類を決めた後は、音質や使い勝手に影響する具体的なスペックを確認します。
用途に応じた基準値を把握しておくことで、購入後のミスマッチを防ぎやすくなるでしょう。
| 確認項目 | 判断基準 |
|---|---|
| 出力(W数) | 部屋の広さに応じて選ぶ 10W~20Wが一般的な基準 |
| 接続方法 | 音質・安定性重視なら有線 手軽さ重視なら無線を選ぶ |
| 対応コーデック | Bluetooth接続時の音質に影響する AACやaptX以上が望ましい |
部屋の広さや用途に合わせた出力(W数)
スピーカーの音の大きさは「W(ワット)数」で示される総合出力を基準に選びます。
・W数が大きいほど大音量を鳴らしても音が割れにくく、余裕のあるクリアな再生に近づく傾向にある
・低音域を担うウーファーの口径も、迫力を左右する重要な要素
選ぶ際のW数目安
● 6〜8畳程度の個室やPCデスク周辺:
10W〜20W程度
● 広いリビングで使用する場合や屋外イベント:
20W〜30W以上
接続方法(有線・無線)による音質と遅延の違い
接続方法は、音質の安定性と利便性のどちらを優先するかで変わります。
有線接続
・データの圧縮や転送ロスがほぼ存在しない
・音源そのままに近い高音質で再生できる
・人間が気づけるような遅延も発生しない
・ゲームや動画編集など音ズレを避けたい用途におすすめ
無線接続
・ケーブルに縛られず自由な配置ができる
・近年は通信技術の向上により、日常的な音楽鑑賞なら有線とあまり変わらない音質を楽しめる
・両方に対応したハイブリッド型を選ぶと、用途に応じて使い分けられて便利
Bluetooth接続時における対応コーデックによる音質変化
Bluetoothスピーカーを選ぶ際は、データを圧縮・伝送する方式である「コーデック」の種類を確認しましょう。
標準的な「SBC」に加えて、
・iPhoneユーザー:「AAC」
・Androidユーザー:「aptX」や「LDAC」
※LDACはハイレゾ相当の高音質伝送に対応
に対応したモデルを選ぶと、音質の劣化や遅延を抑えられる
再生するスマートフォン側とスピーカー側の両方が同じコーデックに対応している必要があるため、手持ちのデバイスの仕様を事前に確認しておくと安心です。
音響機器専門店のスタッフが選ぶおすすめのBluetoothスピーカー5選
コンパクトさや防水性能、バッテリー駆動時間の異なるBluetoothスピーカーを、e☆イヤホンスタッフがピックアップしました。
自宅からアウトドアまで、自身の使い方に合いそうな1台を探してみてください。
オールラウンドに使える定番モデル「JBL FLIP 7」
基本スペック:IP68 | 約16時間 ※プレイタイムブースト機能ON時 | 約560g
JBLの人気ポータブルシリーズ「FLIP」シリーズで、IP68の防水・防塵性能を備え、お風呂からプールサイドまで幅広く使いやすい万能モデルです。再生中の音を最適化する「AI Sound Boost」機能により、コンパクトな筐体からは想像しにくいパワフルなJBLプロサウンドを再生します。
バッテリーは最大14時間駆動し、Playtime Boostでさらに2時間の延長にも対応します。USB-C経由でのロスレスオーディオ再生や、複数台のワイヤレス接続を実現する「Auracast」機能、工具なしでストラップを付け替えられる「PushLock」機構など、屋内外を問わず活躍する機能が満載の1台と言えるでしょう。
コンパクトサイズと約16時間再生を両立「SONY SRS-XB100」
基本スペック:IP67 | 約16時間 | 約274g
SONYが展開する、直径76mm・約274gの手のひらサイズにIP67の防水・防塵性能を凝縮したエントリーモデルです。グリル構造の最適化によりコンパクトな筐体からも同社従来品と比べて音の広がりが向上しており、ボーカルの抜けと低音の存在感を両立させたキレのあるサウンドを再生します。
約16時間のロングバッテリーを備え、付属のストラップでリュックやタオルハンガーに吊るせるため、お風呂・アウトドアどちらのシーンでも活躍するでしょう。同モデル2台をペアリングすればステレオ再生にも対応するので、コスパを重視しつつ拡張性も残したい方におすすめできる1台です。
\ 専門店スタッフレビュー /
\ お得に買えるかも?/
モバイルバッテリー機能搭載の大音量モデル「JBL CHARGE 6」
基本スペック:IP68 | 約28時間 ※プレイタイムブースト機能ON時 | 約960g
キャンプやバーベキューなど、電源のない屋外での長時間利用に特化した大容量Bluetoothスピーカーです。IP68の防水・防塵性能に加え、AI Sound Boostによる迫力のあるJBLサウンドと、最大24+4時間の長時間再生を実現しています。USB出力でスマートフォンへ給電できるモバイルバッテリー機能を搭載しているため、電源のない場所でも安心して使えるでしょう。
Auracastによるマルチスピーカー接続に対応し、CHARGEシリーズ初となる着脱式ハンドルストラップも付属するので、屋外でパンチのある低音を存分に楽しみたい方におすすめです。
水に浮く設計と自動音質最適化を搭載「Bose SoundLink Flex Portable Speaker 2nd Gen」
基本スペック:IP67 | 約12時間 | 約590g
Bose独自の「PositionIQテクノロジー」により、本体の向き(縦・横・吊り下げ)を自動検知して最適な音質に調整してくれる第2世代モデルです。IP67の防水・防塵性能に加え、水に浮く設計を採用しているため、プールや海辺でも回収の心配を抑えて使えるでしょう。
最大12時間のバッテリー駆動と、シリコン素材の柔らかい握り心地も特徴の一つで、丈夫なナイロン製ユーティリティループでバッグやフックにも取り付け可能です。Boseならではのクリアで力強いサウンドを、屋内外を問わず楽しみたい方におすすめできる汎用性の高い1台と言えるでしょう。
デザインと最大32時間再生を両立「Marshall Emberton III」
基本スペック:IP67 | 約32時間 | 約670g
イギリスの音響機器ブランドMarshallが展開する、ギターアンプを彷彿とさせるデザインが特徴のBluetoothスピーカーです。Marshall独自の「True Stereophonic」サウンド技術を搭載し、360°方向へ広がる立体的なサウンドと、Marshallらしい張りのある中低音を再現します。
IP67の防水・防塵性能を備え、最大約32時間のロングバッテリー駆動にも対応するため、旅行やアウトドアでの利用にも十分応えられるでしょう。Bluetooth LE Audio対応でAuracastによるオーディオ共有にも将来的に対応予定で、インテリア性と実用性の両方を重視したい方におすすめできる1台です。
専門店厳選のおすすめのPCスピーカー4選
PCデスク周りに置きやすいコンパクトモデルから、モニタースピーカー品質の本格モデルまで、PCスピーカーをスタッフが厳選しました。
用途や予算に合いそうな1台を見つけるきっかけになれば幸いです。
5,000円以下で選べるコンパクトモデル「audio-technica AT-SP95」
基本スペック:有線接続 | 2.0ch | ケーブル長1.2m・1.5m | 約300g(L側) 約335g(R側)
国内オーディオメーカーaudio-technica製の、 USB給電で動作するコンパクトな2.0chアクティブスピーカー です。5,000円を切る価格ながらブランドの信頼性は高く、φ52mmの高感度スピーカーユニットと2W+2Wの出力により、長時間でも聴き疲れしないクリアな音質を実現しています。
3.5mmステレオミニでPCやオーディオ機器と接続でき、正面にヘッドホン端子も装備しています。 ノートPCの内蔵スピーカーからのステップアップにおすすめ で、ホワイト・ブラックの2色展開はモニター脇に置いてもデスクの印象を損ないにくいでしょう。
モニタースピーカー品質で音を正確に聴く「FOSTEX PM0.1BD」
基本スペック:有線・Bluetooth接続 | ケーブル長1.0m | 2.4 kg (1ペア)
コンパクトなサイズながら、本格的なサウンドを楽しめる アクティブスピーカー「FOSTEX PM0.1BD」です。デスク周りをすっきりまとめながら高音質を楽しみたい方や、動画視聴や音楽制作の環境を手軽にアップグレードしたい方におすすめです。
75mmフルレンジドライバーによる 自然で定位感のあるサウンド に加え、木製エンクロージャーが豊かな響きを実現。BluetoothとAUX入力に対応しているため、 スマートフォンからPCまで幅広い機器で使用 できます。前面ノブによる快適な操作性も魅力で、限られたスペースでも本格的なリスニング環境を構築できます。
PCからスマートフォンまで幅広い機器と接続可能「Kanto Audio UKI」
基本スペック:有線・Bluetooth接続 | USB-C・RCA入力対応 | 1.0kg(アクティブ側) 0.9kg(パッシブ)
デスク周りを彩るコンパクトなデスクトップスピーカー「Kanto Audio UKI」です。 デスクにも置きやすいサイズ感 ながら、音楽やゲームをしっかり楽しみたい方や、見た目にもこだわってデスク環境を整えたい方におすすめです。
USB-C・Bluetooth・RCA接続に対応し、 PCからスマートフォンまで幅広い機器と接続可能 。コンパクトながらクリアなサウンドを実現し、 音楽鑑賞からゲームまで快適 に楽しめます。さらに丸みのあるデザインと豊富なカラーバリエーションが、デスクをおしゃれに演出してくれます。
コンパクトサイズで本格的な音質「Audioengine A5+ ワイヤレス・パワードスピーカー」
基本スペック: 2.0パワーアンプ内蔵 | aptX HD, aptX low latency, aptX対応 | 7kg(左) 4.4kg(右)
サイズを超えた パワフルなサウンドと高い汎用性 を備えたワイヤレススピーカー「A5+ ワイヤレス・パワードスピーカー」です。デスクトップ環境を本格的な音響環境へアップグレードしたい方や、音楽・動画・ゲームを高音質で楽しみたい方におすすめです。
専用設計のシルクツイーターとアラミドファイバー製ウーファーに加え、150WのClass ABアンプを内蔵し、 迫力と繊細さを兼ね備えたサウンド を実現。Bluetooth接続ではaptX HDにも対応しており、ワイヤレスでも高音質な再生が可能です。 デスクトップはもちろん、テレビ周りやリビングなど幅広いシーン で活躍します。
専門店ピックアップ!おすすめのテレビ用スピーカー5選
テレビ台にすっきり収まるスリムモデルから、本格的な立体音響を楽しめるハイエンドモデルまで、専門店スタッフが視聴目的別におすすめのテレビ用スピーカーを厳選しました。
ご自宅の視聴スタイルと照らし合わせて検討ください。
Dolby AtmosとDTS:Xに対応するスリムモデル「SONY HT-X8500」
基本スペック: 2.1ch(内蔵サブウーファー) | 7種のサウンドモード切替 | Dolby Atmos・DTS:X(R)対応
SONYが展開する、奥行き96mmのスリムな筐体にデュアルサブウーファーを内蔵したサウンドバーです。独自技術「Vertical Surround Engine」と「S-Force Pro Front Surround」により、1本で高さ方向と前後左右方向の立体音響を再現します。
ドルビーアトモスやDTS:Xといった最新の音声フォーマットにも対応しており、天井や壁の反射に依存しにくいため、さまざまな部屋の形状で良好なサラウンドを楽しみやすい設計です。Bluetoothでスマートフォンの音楽再生にも活用できるので、テレビ視聴と音楽リスニングを1台でこなしたい方にもおすすめできる選択肢と言えるでしょう。
セリフを聞き取りやすくする音声処理を搭載「Bose Smart Soundbar」
基本スペック:Amazon Alexa・Dolby Atmos搭載 | 5.1chへの拡張可能 | 31.3kg
Boseが展開する、AIダイアログモードによってドラマやニュースのセリフを自然に浮かび上がらせる音声処理を備えたスマートサウンドバーです。Dolby Atmosデコードに加え、非対応コンテンツでも独自のBose TrueSpaceテクノロジーが空間オーディオを再現するため、コンパクトサイズながら没入感の高いサウンドを楽しめます。
Wi-Fi、Bluetooth、Apple AirPlay 2、Chromecast built-in、Spotify Connectなどワイヤレス接続にも幅広く対応し、Amazon Alexaを介した音声操作も可能です。オプションのBose Bass Moduleやサラウンドスピーカーを追加すれば、5.1chへの拡張もできるモデルです。
ワイヤレスサブウーファー同梱で迫力の重低音を再現「JBL BAR 500MK2」
基本スペック: 5.1ch | Wi-Fi・Bluetooth・HDMI対応 | Dolby Atmos搭載 | 2.9kg(バー) 8.1kg(ウーファー)
JBLが展開する、5.1chの構成と大型のワイヤレスサブウーファーをセットにしたサウンドバーで、映画やスポーツ中継の迫力ある低音を自宅のリビングで再現しやすい製品です。MultiBeam技術によって仮想的なサラウンド音場を形成するため、後方スピーカーを設置しなくても包み込まれるような音の広がりを体感できます。
前作より10%以上高さを抑えた約5cm高の薄型設計で、テレビ周りの限られたスペースにもすっきり収まるでしょう。HDMI eARCによるロスレス伝送にも対応し、Wi-Fi内蔵で音楽ストリーミングも楽しめるため、映画鑑賞を中心にホームシアター的な視聴環境を構築したい方におすすめです。
首にかけて楽しむネックバンド型ワイヤレススピーカー「audio-technica AT-NSP700TV」
基本スペック:アンプ内蔵スピーカー | 約13時間再生 | 約103g
AT-NSP700TVは、 テレビの音が聞き取りにくいと感じる方や、大きな音を出しにくい環境で活躍 するオーディオテクニカの首かけスピーカーです。独自の「はっきり音」機能を搭載しており、人の声が多く含まれる中高域を強調。ニュースのアナウンサーの声やドラマのセリフなどを、テレビ本体の音量を大きく上げることなく聞き取りやすく再生できます。
また、 首に掛けるスタイルのため、手も耳も自由なまま使用可能 。耳を塞がないので家族との会話やインターホン、周囲の生活音も自然に聞くことができ、家事や料理をしながらテレビを楽しみたい方にもぴったりです。
本格的な立体音響を求める人向けのハイエンドモデル「Sonos Arc Ultra」
基本スペック:Wi-Fi・Bluetooth・HDMI接続 | Dolby Atmos・Apple AirPlay 2対応 | 5.9kg
Sonos Arc Ultraは、 多数のドライバーを内蔵し、天井方向に音を放射するイネーブルドスピーカーを備えた本格派のサウンドバー です。ドルビーアトモスの立体音響を1本でも十分に再現できるだけでなく、同ブランドのサブウーファーやリアスピーカーを追加すれば、ケーブル配線をできるだけ抑えたまま本格的なホームシアター環境へ発展させられる拡張性が魅力となります。
Wi-Fi経由の音楽ストリーミングやマルチルーム再生にも対応し、 映画鑑賞から普段の音楽リスニングまで幅広く活躍 します。設置スペースに余裕があり、長期的に使える上位モデルを求めるユーザー向けの選択肢と言えるでしょう。
e☆イヤホンスタッフが選ぶおすすめのスマートスピーカー3選
音声アシスタントに対応した、音楽再生と生活の利便性を両立できるスマートスピーカーをスタッフがピックアップしました。
デザイン性や音質、価格帯を比較してみてください。
70年代デザインとデュアル音声アシスタントを両立「JBL AUTHENTICS 200」
基本スペック:Wi-Fi・Bluetooth接続 | Amazonアレクサ・Googleアシスタントに対応 | 3.2kg
JBLが展開する、1970年代のJBLアイコニックデザインを継承したレトロテイストの意匠が特徴のスマートスピーカーです。象徴的な「クアドレックス・グリルカバー」と真鍮色のアルミニウム、レザー調素材の組み合わせにより、インテリア性の高い佇まいに仕上がっています。
Wi-Fi 6のデュアルバンド接続に対応し、専用の「JBL ONE」アプリからストリーミングサービスやインターネットラジオを再生できます。Amazon AlexaとGoogleアシスタントを同時に搭載しており、両方の音声アシスタントを使い分けられる点も魅力の一つです。天面のバス・トレブル調整ダイヤルで直感的な音質調整も可能で、音質とデザインを両立したい方におすすめです。
Alexa搭載で家中どこでも音楽を楽しめる「Defunc Defunc HOME」
基本スペック:Wi-Fi・Bluetooth接続 | Airplay2対応 | 約1.5kg(SMALL) 約3.7kg(LARGE)
Defuncが展開する、音楽を楽しむだけでなく、日々の暮らしを便利にしてくれるスマートスピーカーです。Alexaに対応しているため、手が離せない料理中や身支度中でも声をかけるだけで音楽再生や天気の確認、タイマー設定などを簡単に操作できます。スマート家電と組み合わせれば、より便利なスマートホーム環境を構築することも可能です。
音質面では、コンパクトなサイズながらクリアで広がりのあるサウンドを実現。音が球状に広がる設計を採用しているため、部屋のどこにいても自然なサウンドを楽しめます。シーンや機器に合わせて柔軟に使い分けることができます。さらに複数台を連携することで、マルチルーム再生やステレオ再生にも対応し、より本格的なオーディオ環境を構築できます。
コンパクトさと拡張性を両立したモデル「Bose Lifestyle Ultra Speaker」
基本スペック:Wi-Fi・Bluetooth接続 | Amazon Alexa内蔵 | Apple Airplay・Google Cast対応
Sonosが展開する、コンパクトな筐体で部屋を満たすステレオサウンドを実現するスマートスピーカーです。2基のツイーターを角度をつけて配置することで、1台でも空間全体に広がるステレオ音場を再現し、Trueplayによる自動音場補正で設置環境に合わせて音質を最適化できます。
Wi-Fi、Apple AirPlay 2、Bluetoothに加え、別売のSonos Line-Inアダプター経由で3.5mmアナログ入力にも対応し、複数のSonosスピーカーとマルチルーム再生を組み合わせて家中のオーディオ環境を構築できる拡張性も魅力です。Amazon Alexaを内蔵しており音声操作にも対応するので、将来的にサウンドバーとリアスピーカーの組み合わせまで発展させたい方にもおすすめのモデルでしょう。
スピーカーの音質を向上させる設置のコツ
同じスピーカーでも、設置方法を少し工夫するだけで本来の性能を引き出し、音質を向上させられると言われています。
| 設置の工夫 | 期待できる効果 |
|---|---|
| 高さを耳に合わせる | 高音域がクリアに聞こえ、音の輪郭がはっきりしやすい |
| 壁から離して置く | 低音の過剰な反響を防ぎ、こもりの少ない音になる |
| 外付けサブウーファーを追加する | メインスピーカーの負担が減り、低音の厚みと全体の解像感が向上しやすい |
スピーカーの高さは耳の高さに合わせる
スピーカー内蔵の「高音用ユニット(ツイーター)」を、普段座って聴く時の耳の高さに合わせる
→ 高音は低音に比べて直進性が強いため、耳の高さからズレていると音がこもって聞こえたり、細かな描写が失われたりすることがある
デスクに直置きして位置が低くなる場合は……
・専用のインシュレーターやスピーカースタンドを使って物理的に高さを底上げすると、音質の改善が見込める
・左右のスピーカーを結ぶ線と、リスナーとの距離を正三角形に近づけて配置するのもおすすめ
壁やコーナーから少し離して設置する
スピーカーの背面や側面を壁に密着させず、数センチから十数センチ程度の空間を空けて配置
→ 壁に近づきすぎると低音が反射して増幅され、全体的に不自然に響く原因になりかねません。
背面から低音を逃がす バスレフ構造のモデル:
壁から距離を取ることで本来の引き締まった音質を確保できるでしょう。
設置後は少しずつ位置を調整し、聴感で最適なポイントを探しましょう。
外付けのサブウーファーを追加する
小型のスピーカーやデスクトップスピーカーでは、映画の迫力や音楽の土台となる帯域が物足りなく感じられることがあるでしょう。
低音専用ユニットである外付けサブウーファーの追加
低音域をサブウーファーに任せると……
→ メインスピーカーは中高音域の再生に集中でき、 ボーカルや楽器の輪郭が一段とクリアに聞こえる 傾向にあります。
設置時:
・低音が増幅されやすい部屋のコーナーや壁際を避けるのがおすすめ
・リスニングポイントの正面付近から少しずつ位置を調整
音量(ゲイン):
「鳴っているのが分からない」程度の控えめから始めると失敗しにくい
クロスオーバー周波数:
メインスピーカーが苦手とする80〜120Hz前後に合わせると自然につながるので、低音の量感だけでなく音全体の解像感まで高められる
◆ JBL「BAR 1000MK2」
まとめ
・スピーカー選びは、まず利用シーンから種類を絞り込み、その上で「出力」「接続方法」「対応コーデック」といった具体的な仕様を用途に合わせて確認していく
・それぞれのカテゴリで、得意な使い方は変わる
Bluetooth:屋内外での手軽な音楽鑑賞
PC用:デスクワークやゲーム
テレビ用:映画やスポーツの臨場感
スマートスピーカー:音声操作と家電連携
本記事で紹介した4つのカテゴリの特徴と選定ポイント、スタッフ厳選のおすすめモデル、そして音質を引き出す設置のコツを踏まえて、自分のライフスタイルに合った1台を選んでみてください。
一方で、複数のジャンルにまたがるスピーカーをカタログスペックだけで見比べていくと、決め手を掴みきれず購入をためらってしまう方もいるでしょう。
イヤホン・ヘッドホン・オーディオ機器の専門店「e☆イヤホン」では、今回ご紹介したJBL・SONY・Bose・FOSTEX・Sonos・Marshallなどの人気ブランドを幅広く取り揃え、専門スタッフがお客様の利用シーンや予算に合わせた最適なモデルをご提案しています。
店頭では実機を試聴いただける環境も整えており、スマートフォンとのペアリング確認から、自宅環境に合わせた接続方式の相談、購入後のセッティングまで一貫してサポート。音楽鑑賞や映画視聴の質を一段引き上げる1台を見つけたい方は、下記の公式サイトをチェックしてみてください。